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3月3日はひな祭り、桃の節句。

ひな祭りの起源は古代中国にさかのぼり、水辺で身を清め邪気を払う風習が平安時代日本に伝わり、宮中の人形遊びや流し雛へと発展し、やがて日本ならではのひな人形を飾り、女の子の健康と幸福を願う華やかな行事になった様です。そして、ちょうどその頃に咲くことから桃の節句ともいい、桃には邪気を払う力があるとされ好んで飾られました。中国では桃の実は不老長寿の仙薬とする伝説もあるそうです、また現代では桃仁(種の中の実を乾燥させたもの)は中医薬で、血行を改善し月経困難症(生理痛)や便秘(活血祛瘀,潤腸通便) に効果があり、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、関節痛や筋肉痛に有効な疎経活血湯(そけいかっけつとう)等に用いられています。

 

雲間草(クモマグサ)が咲きました!

こんもりとした葉っぱの間から、可憐な小さなピンクの花が咲き出しました。クモマグサは、雲が行き交うような高山に自生することから名付けられ、日本でも北アルプスに自生しているようですが、高山植物なので育てるのが難しく、一般に売られているのはヨーロッパ原産の野生種からつくられたものだそうです。草丈も10㎝ほどと可愛らしく、鉢植えにぴったりです。

 

中国 最大のイベント 春節!

中国では、春節(旧暦のお正月)が近づくと年越し用品を買いそろえ、大切な祝日を家族と一緒に迎えるために大移動が始まり、交通機関は大パニックになります。そして街では、爆竹が鳴り響き、花火が打ち上がり、獅子や龍が舞い踊り、紅包(お年玉)が飛び交いと大にぎわいです!

 

ひっつき虫 蒼耳子(そうじし)という中医薬

オナモミ、菊科一年生草木植物(一般にひっつき虫と呼ばれる)。
性味は辛、苦、温。効能:通鼻窮、去風湿、止痛。有小毒。鼻炎、鼻ずまり、鼻水、頭痛に効果があります。最近はあまり見かけなくなりましたが、子供の頃は草むらを走り回ると服にトゲトゲのひっつき虫がいっぱいくっついて、友達にいたずらしたりよく遊びに使っていました。